2019-12-03 第200回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
来年の七月から使い捨てのレジ袋が有料化されますが、それに備えて、ある国内のレジ袋メーカーでは、この海洋生分解性機能を有する新素材による商品開発を進めていると話を耳にしました。こうした高い環境価値を有する製品の開発に前向きに取り組み、環境問題の解決にも寄与していこうとする企業の姿勢は大いに尊重されるべきかと思います。
来年の七月から使い捨てのレジ袋が有料化されますが、それに備えて、ある国内のレジ袋メーカーでは、この海洋生分解性機能を有する新素材による商品開発を進めていると話を耳にしました。こうした高い環境価値を有する製品の開発に前向きに取り組み、環境問題の解決にも寄与していこうとする企業の姿勢は大いに尊重されるべきかと思います。
このため、海洋生分解性機能の新たな評価手法を確立し、国際標準化を行うべく、今年の七月に産学官から成ります国内検討委員会を設立いたしております。
そして同時に、先生御指摘いただきましたけれども、バイオマスプラスチックが高く配合されたもの、繰り返し使用できる厚さの袋、現在はございませんけれども、海洋生分解性機能が十分に発揮されるような袋、こういうものについては省令に基づく有料化の対象とはいたしませんが、こういったものについては、環境価値が一定程度ございますので、それに応じた価値づけ、環境価値があるので一枚幾らという対価の支払いを求める、こういうふうにしていこうということでございます
また、海洋生分解性機能の信頼性の確保、向上が重要でありますので、国際標準規格の策定にも取り組んでまいることにしております。